▷模写としての出品です。 ▷▷こちらは予告なく削除することがあります。 ⚫︎︎ ⚫︎ ⚫︎ 商品概要 　　2016年ごろのオークションに出品されていた、牧野邦夫『大坊珈琲店の午后』の模写（と思われるもの）です。油彩の肉筆。金彩の豪華な額縁付き。画内、キャンバス裏にサインありです。 　　正規のものは大坊珈琲店を訪れたことがあるお方なら必ず目にしたことがあると思います。牧野邦夫の写実性と幻想的なところ（客席に当たり前のように動物が座っていたりします）が混じった素晴らしい作品です。 　　対してこちらはF10キャンバス（530mm×455mm）に描かれており、大体2倍のサイズです。写実的なところと、荒々しいところが点在していて、画内の牧野夫人の表情もいくらか柔和です。本家の迫力ある画風と較べるとかなり穏やかな仕上がりになっています。以上のことから、元々贋作にするつもりで描かれたのではないと思います。サイズ一つ取ってみても、これだけ違いを際立たせるはずはないので。 　　いろんなことを吟味しても、かなり不思議で、牧野邦夫の作ということはまずないだろう、と思いながら査定をお願いしたことがありました。結果は「断言はできないが、サインなどから見て模写」であるということでした。 　　そうだと割り切れるとけっこう気に入ってきて、リビングに１年と半年ほど掛けていました。模写であるとはいえ、二度と訪れることのできない大坊珈琲店の雰囲気を味わうことができるのはちょっとした幸せでした。 　　それにやっぱり不思議な魅力のある作品です。 　　今回、別の絵画を飾ることになったので、メルカリに出品いたします。 ⚫︎︎ ⚫︎ ⚫︎ 仕様、おおよそのサイズと商品状態の所感　 　　サイズ 53×45 　　額縁サイズ 59×66.5 　　目立った傷のない美品です。額縁はガラス板です。