月僊は、名古屋の味噌商の家に生まれ、七歳で仏門に入り、浄土宗の僧となります。江戸の増上寺にて修業、かたわら桜井雪館（さくらいせっかん、1715-90）に絵を学びました。のちに上洛、知恩院門主の知遇を受け、画家としては円山応挙（まるやまおうきょ、1733-95）の影響を受けます。安永3年（1774）、伊勢山田にある寂照寺の住職となった後は、絵を売って蓄えた財を元手に、寺の再興に努め、貧民救済にも尽力しました。僧侶として社会福祉に尽くした人物です。(ネット検索引用) 蓑を着て鍬を持ち、これから畑に出る老人。 蓑を描いた筆使いが秀逸です。 真筆だと思います。古くから当家にある物ですが、仔細不明です。 お差し支えのない方に。 #月僊 #げっせん