KENWOODが2代目K'sの単品CDプレーヤーとして投入したDPF-7002です。 最大の特長はその性能で、CDプレーヤーの心臓部であるDACにバーブラウン社製の20bit 8倍オーバーサンプリングのPCM-1702（当時アキバのパーツ屋で1個約8,000円～１万円程度していたチップ）を8個も（！！通常ステレオ用に２個搭載すれば十分なのに）贅沢に搭載し、その並列処理により従来の4倍の「32fs 1.4MHzのサンプリング周波数」で「22bit相当の解像度」を達成、「120dBの高SN」を実現した脅威のCDプレーヤーです。 私感ですが、確かに高解像度は聴感上十分に感じられるし、ただ端正なだけでなくそれなりの量感も感じさせてくれる美音です。ワンランク上のアンプやスピーカーと組み合わせてもボトルネック感はありません。 非喫煙環境で、紫外線対策として直射日光が当たらない場所に設置し、普段使わない時は布を掛けて内部へのホコリ侵入に気を付けて管理していましたので、残存している同モデルの中ではかなり美品の類に入るのではと自負しています。 巷には、オペアンプや電解コンデンサを改造したDPF-7002も隠れて出品されているようですが、当個体は無改造品です。 端子にサビ等が一切生じていないことも写真で確認してください。 取説は写真のモノをお付けします。リモコンはありません。 また、ただのCDプレーヤーはCDディスクのデジタル信号をアナログ信号に変換してアンプに送り出すだけなので、RCAのアナログ出力端子しかありません。（入力端子がそもそもない） 一方、DPF-7002の最大のウリは「高分解能・高解像のDAC部」なので、その性能を存分に味わえるよう、CDの再生だけでなく、デジタル・インプット機能を備えた単体DACとしても使える仕様になっています。将来CD部が壊れ修理ができなくなったとしても、高解像な単品DACとして活躍できると思います。 動作確認後に梱包し精密機器扱いで輸送依頼します。昨今話題の「返品すり替え」防止のため、製造年月から相当経過した機器ですがノークレーム、ノーリターンを取引条件とさせていただきます。お渡しできるものは写真のモノがすべてです。説明と合わせて十分ご確認の上、購入願います。