黒沢信男　「雪晴れの朝」30号　油彩　肉筆一点もの　大作 作品寸：72.7×90.9cm 額　寸：91.8×110cm　 黄袋・さし箱あり　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　 　作品状態は良好 額にところどころスレがありますが、ほとんど気にならない程度です。 ３３万円で出品していたのですが、ほかに買いたい絵が出てきたために大幅に値下げしました。よろしくお願いいたします。 （略歴） 1930年　埼玉県生まれ。 1949年　東京芸術大学美術学部入学 1952年　日展初入選 1959年　白日会会員となる 1973年　安井賞展入選（同翌年） 1979年　白日会記念展内閣総理大臣賞受賞 1992年　日展特選 1996年　白日展中沢賞 （解説） 日本国内の雪景色を描いた作品が多いのが特徴です。作家の中にはモチーフにした場所を特定されないように題名に地名を入れない人も多いのですが、黒沢は場所を書いている事が多いです。 本作品「雪晴れの朝」は白馬山麓を描いたもので、白馬鑓ヶ岳を中央に、左手前に八方尾根スキー場、右下のほうに岩岳スキー場を描いています。絵の一番下は松川です。この絵は松川橋から見た風景を描いたものと思われます（写真9枚目、10枚目）。 黒沢信男の写実的な作風は幅広い世代で人気があり、美術年鑑（2019年版）には号24万円との記載がありました（写真11枚目）。ただし、今の市場価格はこれよりはだいぶお買い得になっているようです。スキーに思い出のある方、お部屋にいかがですか。