ずいぶん古いヤマハのテナートロンボーン、YSL-351 です。 40年前にはYSL-353かYSL-3530Rに代替わりしていたので当然それより古い楽器という事になります。 その経年を考えればとても綺麗な個体ではないかと思います。 スライドはスルスルと動きます。ストッキング部分もとても綺麗です。 残念なポイントとしては、ケース内でベルとスライドが干渉したのかベルフレア部に小さな凹みと傷が複数見受けられる部分があります（写真11枚目）。 独立した小さな凹みが2箇所ありました（写真12.13枚目。） スライド先端に細かな凹みが数ヶ所あります（写真3.4.5.6）。小さな物ですので演奏する分には何の支障も無いと思います。 5.6年前にオークションで入手してしまい込んでいました。3時間ほど試奏した程度ですが、パリッと良く鳴る楽器だと感じました。赤ベルの恩恵か同年代の251よりは音に重みがあるようにも思います。 あとハイトーンはもちろんよく当たります。 同スペックのCONN48Hには及びませんがなかなかしっかりした楽器です。