WORKERSのスライバーフリースジャケット。 オリジナルで製作したフリースは目の細かい14ゲージの編地に多めにスライバーを送り込んでずっしりとしたフリースになっています。これ以上送り込むと伸びてしまうギリギリ。 所謂パイルと比べるとスライバーフリースは毛足が長く滑らかな質感が特徴で着心地が抜群に良いです。また密度の濃いフリースですから羽織った時の温かさが違います。 ディティール自体は70年代のPATAG●NIAをモチーフに、見たことのある人もいますでしょうか。 高めのネックは上までジップを締めると、スタンドカラーに。開けるとショールカラー風で着こなしの幅が広いです。 袖、裾ともにリブを付け、風の侵入を防ぎます。脇ポケットは縫い目を活かし、縦にはいります。ハンドウォーマー的な役割も。 ファスナーは当時も使用していた、YKKのビスロン。滑りがよく使い勝手がいいです。後の年代のオール樹脂化したものとは違う独特の風合い。 手間も掛かり、コストも掛かる生産性の悪い生地ですがこのクオリティのフリースは簡単には作ることが出来ないのです。独特の風合いを持ったスライバーフリースは一度着れば病みつきになること間違いなしですよ。 スライバーフリースの生地の特性で、毛玉が凄い出てます。