（実車について） 　EH10形は、1954年（昭和29年）に登場した日本国有鉄道（国鉄）の直流電気機関車である。1957年（昭和32年）までに64両が製作されました。 全線電化が間近に迫っていた東海道本線および山陽本線の貨物列車牽引用として、EF15形をベースに開発され、国鉄が製作した唯一の8動軸機であり、国鉄史上最大級の電気機関車です。その巨体から「マンモス」という愛称で親しまれました。車体や台車は近代化される一方、モーターや制御装置は在来車と同様の堅実路線を採っていた。このような経緯から本機は国鉄の直流電気機関車の系譜において、EF15形以前のいわゆる旧性能機と、ED60形以降のいわゆる新性能機の中間に位置する過渡期の機関車と見なされています。 （製品について）以下の説明を熟読願い、御納得いただける方のみご購入にお進みください。　 　①鉄道模型に対して全くの初心者の方や軽微な補修・修理が苦手な方は、ご購入をお控えになった方が、無難です。 　②走行状態に問題ないことは、確認済みです。ただし、１モーター車であることより、非力です。平地の走行は問題ありませんが、勾配（30mm/1M)以上位から車輪の粘着力不足から動輪の空回りが始まります。解消するためには、２モーター化か、動輪の粘着力向上対策が必要です。平坦な線路状態では、スムーズな走行をします。 　③ライト類は、すべてダミーです。カプラーは前後ケーディーカプラーでう。 　④製造されてから、長い年月が経過していますが、外観上の大きな問題は、ありません。パンタグラフは、１基のパンタスプリングが欠如していますが、２基とも昇降可能で、形状も良好です。ただし、見落としや記載漏れなどが、あった場合は、購入者様の方で、ご対応お願いいたします。 　⑤製品の特性上、ギヤ部や軸受け部に適宜、少量の注油を実施していただくことをお勧めいたします。 ⑥配送は、元箱がありませんので別機種の相当の箱に入れてお届けいたします。